
子供にスイミングを習わせようか悩んでいます。
周りで習っている子が多いのですが、スイミングは子供にとっていいのでしょうか?

こういった悩みにお答えします。
こんにちは。いまりゆです。
私は、幼児~小学生と対象としたスポーツスクール事業で働いています。
今回は子供に習わせたいスポーツランキンング1位のスイミングについて紹介していきます。
子供に通わせたいスポーツ、人気NO.1は今回紹介するスイミングです。
※男女ともに1位となっています。
ではなぜ男女ともに人気が高いのでしょうか?
これから習わせようと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
子供スイミングの本質
人気ランキングNo.1の《スイミング》ですが、本当に子どもにとっていいのでしょうか・・?
私自身も通っていた、また私の子ども二人も現在、通っているので経験も踏まえてお話していきたいと思います。
1-1. 全身運動でバランスよく鍛えることができる
水泳の最大の特徴は何と言ってもカラダ全身を使う運動ということです。
左右どちらかに偏った運動ではなく、全身を使うことで全身の筋肉をバランスよく鍛えることができます。
また浮力により子どもに大きな負荷がかからず、ケガをしにくいという点です。
子どもの成長に欠かせない関節、骨などに余計な負荷を与えることなく、鍛えることができます。
さらに深掘り!
子どもの骨には『骨端 軟骨』というものがあります。
『骨端軟骨』とは骨の端にあり、子どもの成長に欠かせない軟骨となります。
繰り返し引っ張ったり、負荷をかけることで傷ついてしまい、痛みが生じます。
もちろん水泳でも全く負荷がかからない訳ではありません。
ですが、他のスポーツに比べると浮力のお陰で負荷を抑えることができます。
子どもの成長の妨げにはなりにくいということです。
また水泳は水の中なのであまり気づきませんが、大量の汗をかいています。
泳ぎ終わった後は必ず水分補給をしてください。
また水泳のあとはカラダのダルさを感じることがよくあります。
あまり過度な運動をしていないようで、カロリーも消費しています。
お子様もしっかりと休憩を取って、夜はしっかり早く寝ることも重要ですね。
1-2. 楽しく習うことができる
子どもはプールが本当に好きですよね(笑)
私も毎年夏休みはプールに連れてってとねだられ、休みの日は毎回近所のプールに行っていました。
(日焼けしすぎて真っ赤になり、上司に怒られましたが・・(笑))
実際、プールが好きで、秋になってもプールに行きたいと言っていたので、じゃあ水泳に通ってみたら・・と軽い気持ちですすめたら、今は毎週楽しみにして通っています。
私たちの場合はカラダを鍛える!スポーツを習わせる!という感覚ではなく、プールが楽しいから、泳ぐのが好きだから通わせているという感じです。
楽しく、カラダを鍛える、運動をするということが大事で、子どもにとって、楽しくなくては長続きもしませんし、通っていてもやらされているというのでは成長もありません。
もちろん水泳がやだ、水が怖いというお子様も多いと思います。
友達が通っているからウチの子も・・など子どもが望んでなくては通わせることは逆効果かと思います。
私自身も子どもに、楽しくなくなったらすぐに辞めていいよと言っています。
毎日一緒に過ごしているなかで、自分の子どもが何に興味を持って、またこれはあまり興味がないな・・などと観察しながら子どもと接してみると意外と新しい発見があったりしますよ(笑)
1-3. 水泳は脳活動にもよい
私自身も大学時代にスポーツ科学科を専攻していたので、少しだけ知識をかじった程度ですが、結論から言うと・・
水泳のみならず、スポーツ(カラダを動かすこと)が脳にいいとされています。
また子どもの発達期により複雑な動作をすることで、習得し将来に役立つとされています。
筋肉に指示を出すのは脳の仕事で、様々な動作をすることで、脳は伝達経路を増やそうとします。
その動作は子どもの発達期に一番伸ばすことができ、より引き出しを増やすことができます。
このような理由から『子どものころにスポーツを習わせることはいいこと』とされているようです。
1-4. 泳げるようになることが明確にわかる
ほとんどの水泳教室はコース(レベル)を設けています。1か月~2か月に1回進級テストがあり、合格すれば次のステップに進級することができるシステムです。
これはレベルアップを可視化することで、子どものやる気(モチベーション)低下を防ぎ、長続きする子どもが多いのもこれが理由の一つと言ってもいいでしょう。
水中ジャンプ→クロール→背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ
このようにレベルアップしていきます。
最終的には個人メドレーのタイムを競っていくのが通常の流れになります。
このようにマイルストーン方式のように各目標を持つことができ、ひとつひとつ達成できるように努力していくことができます。
何事にも目標をもって臨むことが大事で、いま思うと水泳はそれを教えてくれたのではないかと感じています。
1-5. 水泳教室の費用
費用として『入会金』『月会費』『年会費』『指定品(初回)』などあります。
相場ですが、
『入会金』・・・約3,000円~5,000円
『月会費』・・・約5,000円~7,000円
『年会費』・・・約3,000円~5,000円
※年会費はかからない場合もあります
『指定品』・・・約3,000円~5,000円
※水着・帽子・バックなど
他のスポーツの習い事と比べると、実際使用するのが、水着と帽子、ゴーグルぐらいなので、
費用は抑えられるでしょう。
※市民プールなど行政が行っている教室は格安です!!
習い事の費用を抑えたいという方は行政のプール教室をオススメします。
月会費は約半額くらいで通うことができますので、ぜひチェックしてみてください。
子供スイミングのデメリット
スイミングに通わせるにあたってもちろんデメリットもあります。
ここではデメリットも紹介していきます。
2-1. 衛生面が心配
どこのプールもそうですが、プールの水は毎日交換する訳ではありません。
もちろん、ゴミなどすくったりなど、多少の水の入れ替えはしていますが、不安は残りますね(^-^;
2-2. 塩素による影響
プール内は殺菌のため、塩素が多く入っています。
この塩素により、髪の毛がパサパサになったり、目が赤くなったりと、影響があります。
スイミングスクールではゴーグルをしっかり着用し、目を守る必要があります。
また髪の毛はコンディショナーなどのメンテナンスが必要ですね。
※皮膚が弱い子に関しては事前に必ずスクールに報告することをおすすめします。
2-3. 冬場のスイミングは寒すぎる
スイミングスクールは屋内プールなので、もちろん1年中通うことができますが、出た後がめちゃめちゃ寒いです。
子供1人で通わせる場合は帰り道などで冷えて風邪を引きやすいので、冬場は送り迎えが必要になることもあります。
まとめ:子供スイミングは習わせるべき
今回は人気の習い事No.1の《水泳》をピックアップしました。
子供がスイミングに興味をもったらまず、無料体験を経験をおすすめします。
もしそれで通いたいとなれば、通わせても損はありません。
ただ上記でも記載しましたが、やはり、子供の通いたい!という気持ちが優先です。
無理やり行かされているというときは成長もありませんし、スイミングに限っては泳ぐこと、小さい子にとっては水自体が嫌いになってしまいます。
ぜひ楽しくスイミングを体験してもらいたいと思います。
それでは今回はこれで終わりにします。
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