【高卒から公務員へ】公務員を目指す前に絶対に知っておくべき7つのこと

高卒 公務員 高卒向けの転職術

・高卒から公務員になれるの?

・公務員の給与はどれくらい?

・公務員ってどんなところ?

 

と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事となっています。

 

記事の前半では「高卒から公務員を目指す前に絶対に知っておきたいこと」を解説しつつ、後半では「公務員と一般企業の違い」を解説していきます。

 

この記事を読み終えることで、「公務員」について理解が深まり、あなたの今後のキャリアプランを決めるきっかけをつかむことができます。

 

 

高卒から公務員になれる?

そもそも高卒から公務員になることはできるの??

こう思っている方が多いのではないでしょうか?

 

公務員とは・・
国や地方自治体に勤務し、社会の土台作りを仕事とする人

 

結論・・学歴関係なしでなれます!!

 

公務員は学歴関係なく、“公務員試験”さえ合格してしまえば公務員になることが可能。

ただ、公務員試験は難易度によって複数試験が存在します。

 

《国家公務員》

職種 難易度
国家公務員総合職試験  
国家公務員一般職試験 本省採用等
国家公務員一般職試験 大卒程度
国家公務員一般職試験 高卒程度

 

《地方公務員》

職種 難易度
上級 大卒程度
中級 短大卒程度
初級 高卒程度

※地方によって呼び名が違う場合があります。

《国家公務員》《地方公務員》について下記で詳しく解説していきますね。

 

国家公務員の総合職試験は有名大学出身のエリートばかりが受ける試験なので、ほぼ無理といってしまってもいいかもしれません。

高卒でも『大卒程度』を受験することは可能ですが、難易度が高い・応募数が多いため、高卒が目指すべきところは比較的応募数も少ない『高卒程度』がいいと言われています。

 

もちろん『高卒程度』でも一般教養・作文などが試験に出題され、一般水準以上が求められますので、簡単という訳ではありません。

とはいえ、学歴関係なく、“公務員試験”さえ合格すれば公務員になることは可能なんです!

 

高卒から公務員を目指す前に絶対に知っておくべき7つのこと

高卒から公務員を目指す前に絶対に知っておくべき7つのこと

ではここからは高卒から公務員を目指す前に絶対に知っておくべきことを解説していきます。

これから公務員を目指す!という方はここで解説する7つのことをしっかり把握し、納得してから一歩踏み出すようにしてください。

何も知らない状態で公務員を目指してしまえば、試験対策の時間、今後のキャリアに大きくロスが生じてしまいますので・・

 

1. 高卒でもなれる地方公務員と国家公務員の違い

まず上記でも触れましたが、公務員には《国家公務員》《地方公務員》の2つの職があることを理解しておかなくてはなりません。

 

簡単にいってしまえば、《国家公務員》は中央官庁や出先機関で働く公務員で、《地方公務員》は県庁や市役所で働く公務員のことを言います。

 

  国家公務員 地方公務員
本質 国家機関の運営に携わる 住民のニーズにこたえる
勤務場所 中央官庁や出先機関 県庁や市役所
業務内容

政策・法令の立案
予算編成・執行、国会対応など

福祉、教育、まちづくり
産業振興など
職業

総務省、財務省、検察官
国会議員など

役所職員、警察官、消防士
学校教員・事務など

 

国家公務員というと一見ハードルが高そうに感じると思いますが、試験には「高卒程度」が存在します。

よって、高卒でも目指すことが可能。

 

とはいえ、高卒出身者は「地方公務員」を目指すことのが圧倒的に多いのは事実です。

国家公務員と地方公務員を目指すのでは受ける試験が違いますので注意が必要ですね。

 

国家公務員になる

人事院が実施する“国家公務員試験”に合格する

 

地方公務員になる

都道府県庁や市町村が実施する“地方公務員試験”に合格する

 

2. 高卒程度試験には年齢制限がある

高卒から公務員を目指す前に知っておくべきこと2つ目は、「年齢制限がある」ということです。

 

《国家公務員》

試験区分 受験資格
総合職 院卒者試験 30歳未満で大学院修了、修了見込み
大卒程度試験 21歳~29歳
一般職 大卒程度試験 21歳~29歳
高卒程度試験 高校卒業見込み、卒業後2年以内
中学卒業後2年以上5年未満

引用:人事院国家試験NAVI

上記のように大卒程度は21歳~29歳と期間が長いですが、高卒程度の試験は2年後以内と短くなっていることが多いです。

一方で大卒程度の試験は年齢制限だけですので30歳未満であればだれでも受験が可能ということになります。

 

《地方公務員》

試験区分 受験資格
上級(大卒程度) 22歳~29歳
中級(短大卒程度) 22歳~29歳
初級(高卒程度) 18歳~21歳

引用:公務員試験総合ガイド

地方公務員に関しては、年齢で制限されているところがほどんど。

逆に言えば年齢さえマッチしていれば誰でも受験できるということ。
※一部大卒で制限している自治体もあります。

 

また地方公務員の受験資格に関しては、地方によって異なりますので公務員試験総合ガイドを参考にして、受験するようにしてください。

 

3. 高卒・大卒の月収の違い

次に月収の違いを紹介していきます。

 

《国家公務員》

  高卒 大卒
20歳未満 165,198円 213,015円
20歳以上 24歳未満 191,464円 218,659円
24歳以上 28歳未満 232,599円 244,531円
28歳以上 32歳未満 277,836円 287,193円
32歳以上 36歳未満 317,599円 342,172円
36歳以上 40歳未満 353,320円 391,381円
40歳以上 44歳未満 389,254円 426,525円
44歳以上 48歳未満 427,427円 465,705円
48歳以上 52歳未満 453,941円 506,158円
52歳以上 56歳未満 475,743円 527,778円
56歳以上 60歳未満 493,261円 528,616円
60歳以上 431,467円 509,060円

引用:令和2年国家公務員給与等実態調査

国家公務員の場合、月収で3~10万ほどの差が生じる結果。

もちろん平均数値ですので、職種によっては上記以上の差がでる場合もあります。

 

《地方公務員》

  高卒 大卒
20歳未満 154,524円 158,400円
20歳以上 24歳未満 170,476円 188,231円
24歳以上 28歳未満 199,086円 207,200円
28歳以上 32歳未満 225,832円 234,661円
32歳以上 36歳未満 258,793円 263,610円
36歳以上 40歳未満 293,565円 299,572円
40歳以上 44歳未満 330,854円 338,449円
44歳以上 48歳未満 358,964円 368,015円
48歳以上 52歳未満 374,532円 388,747円
52歳以上 56歳未満 388,331円 405,286円
56歳以上 60歳未満 398,655円 420,170円
60歳以上 311,103円 342,821円

引用:令和2年地方公務員給与の実態

国家公務員と比較すると平均10万円ほど低いのが分かります。

とはいえ、年齢とともに昇給しているので、安定しているともいえます。

爆発的に給与が上がることはありませんが、一般的な生活を送っていればお金に困ることはないでしょう。

 

年収1,000万稼ぎたい!

お金持ちになりたい!

といった夢を持っている方には公務員は向いてないと言えますね。

 

4. 公務員は学歴社会の傾向が強い

公務員は一般企業と違い、『学歴社会』が根強く残っています。

 

高卒で就職できたとしても、その後出世するスピードはやはり大卒の方が格段に速い傾向があります。

また高卒にはキャリアに限界があり、これ以上は大卒しかなれないという境界線も存在します。

民間企業のように実力主義とはいかないのが現実です。

 

5. 公務員の仕事の満足度は低い

公務員の仕事は、収入も安定し、勤務時間、休日などの待遇も悪くないのですが、『仕事の満足度』を見るとなんとワースト4位という結果に・・

仕事満足度

引用:ソーシャルリスニングでみる、業界別の仕事満足度ランキング

理由として考えられるのが、「毎日同じ作業の繰り返し」「部署異動が多い」「出世ができない」「結果を求められていない」などが挙げられます。

 

安定した生活を優先するか・・

常に挑戦できるやりがいのある仕事に就職するか・・

 

この選択はあなたしかできません。

どちらがあなたにとって優先すべきかどうかしっかり考える必要があります。

 

6. 民間企業へ転職しづらい

公務員の特徴のひとつとして「部署異動」があります。

数年で部署異動になってしまうために専門スキルが身につきにくい傾向にあります。

 

様々な仕事は薄く経験するという感じ。

 

上記の理由から専門スキル、経験が求められる転職は不利といえるでしょう。

事務職、総務職であれば可能性はなくはないですが。

付け加えると「独立」することも厳しいです。

同じく専門スキルを活かして「独立」はするものなので、公務員からいきなり独立して稼いでいくといったことも現実的ではありませんね。

 

  公務員 民間企業
転職 △ 職によって可能だが不利 ○ 専門スキルを身につければ転職しやすい
独立 × 専門スキルがないため独立しにくい ○ 専門スキルがあれば独立もしやすい

 

7. 副業ができない

高卒から公務員を目指す前に知っておきたいこと最後は「副業が禁止」ということです。

民間企業では企業によって異なります。

社会の流れでは、「副業解禁」という風潮になりつつあるので、多くの企業で副業ができる社会になってきています。

 

副業の最大にメリットは『自分で稼ぐスキル』が身につくこと。

終身雇用が崩壊しつつある日本で、民間企業で働いているサラリーマンはいつ企業に裏切られるか分かりません。

そんな時のために「自分で稼ぐスキル」を身につけておくことが重要とされています。

 

また、将来独立して自分の働きたいように働くスタイルを目指すこともできます。

いわゆる《FIRE》です

FIRE・・
早期リタイアのこと。定年退職を前に仕事を辞め、好きなことでのんびりしたライフワークを過ごしていくこと

 

副業には大きなメリットがありますが、公務員では禁止。

一切認められていません。

 

以上が高卒から公務員を目指す前に知っておくべき8つことです。

もし公務員を目指すことを考えているなら、この8つのことをしっかり理解して、納得してから公務員を目指すようにしてみてくださいね。

 

高卒公務員と民間企業の違いとは?

高卒公務員と民間企業の違いとは?

上記でも少し触れましたが、ここでは《公務員》と《民間企業》の違いを解説していきますね。

大きくは3つ。

 

1.待遇・福利厚生

2.キャリアプラン

3.年功序列の風習

 

ひとつずつ解説していきます。

 

1. 待遇・福利厚生

まずは「待遇・福利厚生」です。

公務員は民間企業と比較すると、若いころは断然に優遇されているといえます。

月収、ボーナスも同じ年代の民間企業と比較すれば高い水準にあり、休日・残業時間の少なさなど働きやすい環境にあるのが公務員のメリットです。

 

具体例をあげると、民間企業が1年目の有給は3~5日に対して公務員の場合はなんと15日

また【地域手当】という待遇あり、基本給にプラスでもらうことが可能。

民間企業の平均と比較すると好待遇と言えますね。

 

2. キャリアプラン

キャリアプランに関しては繰り返しになってしまいますが、民間企業で働いているほうが断然有利と言えます。

理由は公務員では専門スキルが身につきにくいからです。

また民間企業での勤務経験がないため、ビジネスマナーであったり、法人同士のコミュニケーションに慣れていないこと原因のひとつです。

 

上記の理由から、高卒でも「将来1000万円プレーヤーになりたい!」「出世して偉くなりたい!」という願望をお持ちなら民間企業をおすすめします。

 

3. 年功序列の風習

公務員の社会では「年功序列の風習」が根強く残っています。

年をとるにつれて安定的に収入が上がっていく・・といってしまえばメリットに聞こえますが、逆に考えてみると「若いころは絶対に収入が高くならない」と言い換えることもできます。

 

民間企業であれば、努力し成績を残せば若くても高収入、1,000万円以上だって稼ぐことも可能です。

 

問題なのは、あなた自身が将来どうなっていきたいかです。

下記では、参考として公務員に向いている人・向いていない人の例を挙げていきます。

・あなたは今後どうなっていきたいのか?

・公務員に向いているのか?

など参考にしてみてください。

 

高卒から公務員への向き・不向き

まずは高卒から公務員へ向いている人

① 安定した生活を重視している
② 同じ仕事を続けることが苦ではない
③ 国・地域のために働きたい

 

上記でもふれたように公務員は安定的な収入に加え、残業時間も少なく、また有給など休暇の体制も整っています。

将来家族をもち、家族との時間をしっかり確保したい、プライベートの時間も持ちたいという人には公務員は向いていると言えます。

また国や自分が住んでいる地域のためになにか仕事したいという思いがあれば公務員は同じく向いているでしょう。

 

一方で公務員に向いていないという人もいます。

① とにかく稼ぎたい
② 好きを仕事にしたい
③ 将来独立、FIREしたい

 

とにかく稼いでお金持ちになりたい!という人は公務員には向いていません。

実力主義の民間企業に就職して専門スキルを磨き、転職して年収を上げていくのが一般的です。

 

また自分の趣味、好きなことを仕事にしていきたい!と考えている人も公務員は不向き。

年間休日を120日とすると1年の2/3は仕事していることになります。

公務員となると事務職などの単純作業が増えることもあり、あなたにとってやりがいを感じない仕事の可能性も出てきますよね。

やりがいがない、興味がない仕事を人生の2/3を費やすことができますか?

 

上記のことから、公務員になると勝ち組のようなイメージがあると思いますが、そう単純ではありません。

「公務員になってよかった」と思う人もいれば「後悔した」という人もいるのが現実です。

ぜひあなたのキャリアプランをしっかりイメージし、納得した上で方向性を決めてみてください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、高卒から公務員を目指す前に知っておきたいことを中心に解説してきました。

高卒から公務員になれますが、なったから人生成功!というわけではありません。

公務員にも向き・不向きがありますので、ぜひあなたのキャリアプランを踏まえつつ方向性を決めてみるようにしてください。

 

高卒から公務員を目指す前に知っておきたい7つのこと

1.高卒でもなれる地方公務員と国家公務員の違い
2.高卒程度試験には年齢制限がある
3.大卒・高卒の月収の違い
4.公務員は学歴社会
5.公務員の満足度は低い
6.民間企業へ転職しづらい
7.副業ができない

 

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プロフィール
ジタン

大学中退→ニート→残業地獄の接客業10年→不動産営業→新規事業開拓のチームリーダー
高卒という学歴から逆転人生を目指し爆進中!
現状年収200万円以上アップ │休日年間30日プラス│残業90時間削減に成功。
年収1,000万円を目指して努力中です!

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