
転職の面接でうまく対応できるか不安です。
コツなどがあれば教えてください。

こういった悩みにお答えします。
いまりゆと申します。
私自身2回転職を経験し、何度も面接を受けてきました。
その経験をお伝えできればと思います。
面接って何回やっても緊張するし、不安になるものですよね。
初めて転職をする人にとってはかなりの不安に陥っていると思います。
本記事では、そんな面接に不安を持った方に参考になるよう必ず聞かれる《転職理由》の対応方法を中心に紹介していきます。
実証済みなので参考にはなると思います。
※転職の面接でよく聞かれる質問に関してはコチラを参考にしてみてください。

面接官はなぜ転職理由を聞くのか?
まず面接官の《転職理由》を聞く意図を把握しておく必要があります。
考えられる意図は2つです。
① 入社後また転職してしまわないかの確認
② 働く意欲、モチベーションを把握するため
面接官が一番嫌がるのは『同じ理由でまた転職してしまわれないか』ということです。
中途採用するには平均1人70万円~100万円のコストが掛かると言われています。
別途、『人材紹介サービス』経由だと採用したひとの年収の20%~30%の支払いが発生します。
こういった採用コストもあり、面接官は採用に失敗しないよう、応募者を見分けていきます。
②の仕事への意欲、モチベーションがしっかり伝えるようにすることが重要となってきます。
【実証済み】面接時に聞かれる《転職理由》の伝え方
それでは、面接時に聞かれる《転職理由》の伝え方について紹介していきます。
今回の【転職理由】の伝え方は大きく分けると下記の3種類があります。
・本音をそのままぶつけてみる
・プラス思考に変換してみる
・ウソをついてみる

この3つの方法をそれぞれ実証してみました。
転職回数は2回ですが、面接は15社ほど行っています。
(どんだけ行ってんだよ・・)
その経験をお伝えしますね。
① 本音をぶつけてみる
まずは【本音をぶつけてみる】です。
ぶっちゃけ、転職理由はだいたい決まっています。
・人間関係
・労働条件、休日が少ない
・給与など収入がすくない
下記は、転職理由の本音ランキング(リクナビNEXT調べ)
1位 | 上司、経営者の働き方が気に入らなかった |
2位 | 労働時間、環境に不満がある |
3位 | 同僚・先輩・後輩との人間関係 |
4位 | 給与が低い |
5位 | 思っていた仕事内容と違った |
上記のような転職理由をそのまま面接の場で言うとどうなるか・・
結論から言いますと【成功率は2~3割】ほどです。
成功した企業は、不動産の営業系の面接。
営業系は正直なところを聞きたいという面接官の考えもあったようで、《労働環境》、《収入》で不満があり転職を考えていると伝えました。
前職はインセンティブのシステムがなく、自分の成績が正当に評価されない環境にあり、モチベーションを保つことが厳しくなりました。
不動産の営業というと離職率が高く、人手不足ということも考えられますが、面接時に正直に伝え、その場で、入社時の年収、休日など詳しく教えてくれました。
正直に話そうという姿勢が好印象を与えたと言えます。
ただやはり、一般企業の面接官からすると、イメージはよくありませんね。
正直に答えて、「そうですか・・」とスルーされたこともありました。
IT系、事務系など対面営業がない少ない職種には本音をそのまま言わないほうが安全です。
逆に営業系の企業の面接はコミュニケーション力が必要とされますので、転職理由より、人柄、話し方など重要視されることが多いです。
② プラス思考に変換してみる
次は【プラス思考に変換してみる】ということです。
一般的におすすめされているのが、この【プラス思考に変換する】やり方です。
・収入を上げたい場合
→自分の成績に対して正当な報酬を得られる企業で活躍したいと思った
・労働環境を改善したい場合
→限られた時間の中で、より一層集中して仕事に臨みたい
・人間関係を改善したい場合
→尊敬できる上司、同僚と切磋琢磨して、一緒に企業に貢献していきたいと思った
どんな質問をされてもマイナスなことは言わないように気をつけます。
この場合の成功率は【6割ほど】ですね。
正直に転職理由を伝えるのと比べると面接官のイメージは明らかにいいですね。
※余談です・・
【貢献したい】という言葉は魔法の言葉でした。
この【貢献したい】という言葉を発したあとは必ずと言っていいほど
「どういった面で貢献したいと思いますか?」
という質問が来ます。
ここで、企業に合った返答を具体的に話すとかなり食いついてくれます。
※予めどういった面で貢献していきたいかは準備しておく必要があります。
自分の強みをうまく織り交ぜながら具体的に話すことが重要です
常識的に考えても《プラス思考な人》と《マイナス思考なひと》ではどちらが採用されやすいでしょうか?
答えは明らかですよね。
面接官にとっても【プラスになる転職】でなければなりません。
ですので、相当なことがない限り、面接での【転職理由】の応対は【プラス思考に変換する】が無難と言えますね。
③ ウソをついてみる
最後に【ウソをついてみる】ですが、結論から言うとまずバレますね。
私自身、転職理由は《収入》でしたが、一切触れずに企業に魅力を感じたことを話しました。
もちろんその内容は企業のホームページからしかない内容なので、薄っぺらです。
おそらく面接官は「どうせ【収入】だろ?」と思っていたでしょう。
なぜなら、履歴書に《前職の年収》《扶養家族》《年齢》など記載してあります。
この年収で家族4人養っていくのは厳しいだろうと、この時点で把握しているからです。
また面接官は何人もの面接を担当しているので、話し方、しぐさなどでウソを見破れることもできます。
面接の際のウソは気づかれたところで即終了~となりますので、注意が必要です。
まとめ:面接時《転職理由》の伝え方はプラス思考に変換すること
いかがでしたでしょうか?
上記3つを全て試しましたが、結果的に好印象を持たれる確率が高いのは【プラス思考に変換する】ということです。
【プラス思考に変換する】方法はそれで面接が通るということは別にして悪いイメージを与えてしまうということはほぼないと言えます。
その点、【本音をぶつけてみる】という方法は、確率は低いですが、面接官によって親身になって聞いてくれ、相談に乗ってくれる場合もあります。
経験上、営業の職種の面接の場合は腹を割って話してみることが逆に好印象を与えることが多かったですね。
ただ当たる確率は低いです。
今回、紹介したことが少しでも参考になって頂ければ幸いです。
転職の面接に不安があるという方は、一度転職エージェントと練習をしてみるのもひとつの手です。
模擬テスト感覚で実施できるので、試してみてもいいかもです。

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それではこれで失礼します。
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