
こんにちは。
いまりゆです。
私は、10年間小売業で勤務していました。
現在は転職をして、自分の時間を持てるようになりました。

小売業で働いています。
このまま、小売業で働いていていいのか不安を感じています。
小売業で働いて、将来に不安を感じたことはありませんか?
私自身、20代はがむしゃらに売上を伸ばすために身を削って働いていました。
始発~終電までの毎日・・
でも売上が少しでも上がるとモチベーションも上がり、やる気に満ち溢れていました!
ですが、30代になり、マネージャーの役職についたころ、ふと将来のことが心配になりました。
20代のうちは、若く、体力もあるけど、この仕事を40・50歳とやっていけるのだろうか・・
また家族ができて、このまま収入が上がらないければ、養っていけない・・
家族との時間も少ない・・
30代、家族を持ってからそんな考えばかりが頭をよぎっていました。
そこで、『転職』することを決意しました。
小売業から『転職』した、いまだからこそ伝えられることがあります。
ぜひ、小売業で働いていて悩んでいる方は参考にして頂ければと思います。
※小売業で一生働いていく!!というような小売業にやる気を持たれている方には不向きな記事ですので、お控えください。
小売業で働いていると損な話
《小売業》で働いていることで、損をしていることがあります。
他の業種なら・・と思うこと。
このあと詳しく解説しますが、独特な業種である《小売業》は他の業種では活かせないスキルばかりが身につきます。
そのスキルは正直、《小売業》でしか活かせないのが現実です。
このような《小売業》で働いている損なことを紹介していきます。
① 拘束時間が長く、自分の時間がもてない
まず《小売業》は他業種に比べ、勤務時間(拘束時間)が長いということです。
私も経験済みですが、開店準備、閉店作業、閉店してから発注手配などでおそらく10時間ほどの拘束がザラだと思います。
例) 11時開店~21時閉店の場合・・
開店準備で10時出勤
閉店作業で22時退勤
※発注などの残業がある場合は23時もしくは24時
上記の場合、おそらく会社としては11時~21時勤務として捉えているでしょう。
ですので、休憩時間を除き、9時間勤務となっているはずです。
※私の会社はそうでした。
ですが、実際は10時~22時は当たり前で、実質11時間労働。
なおかつ残業があればさらに拘束時間は増えていきます。
ここで、他業種を見てみます。
通常は9時~18時勤務になります。
1時間の休憩を除くと8時間労働となります。
開店準備などもありませんので、早く出勤したとしても8時30分ごろでしょう。
これだけでも『3時間』の差が出てきます。
1日『3時間』自分の時間ができたらどうでしょう?
勉強するのもよし、早く帰って子供と一緒に夕食を食べるのもよし、同僚、友達と食事にも行けます。

転職した後だから言えることですが、1日3時間も自分の時間を持てるとスキルアップにも繋がります。
読書をしたり、情報をインプットしたりなど、1日を有効に使えるようになります。
また子供との時間を増やすことができるようになりましたね。
この『3時間』を勉強、インプットなど有効に使えば、人生は一転するといってもいいでしょう。
1日3時間英語を勉強すれば、3ヶ月で簡単な会話はできるようになるでしょう。
1日3時間プログラミングを勉強すれば、エンジニアにもなれるでしょう。

私はこの3時間を子供との時間、またブログに費やし、有効活用するようにしています。
《小売業》という業種は無駄に勤務時間が長いのが特徴です。
もちろん早番、遅番などあると思いますが、1日勤務もあるはずです。
この勤務時間の長さは、《小売業》ならではのデメリットといえるでしょう。
② スキルが身につかない
次にあげられる《小売業》の損な話はスキルが身につかないということです。
《小売業》は特別な業種で、いざ転職をするとなった場合活かせるスキルが少ないのが現実です。
《小売業》で得られるスキル
・商品の在庫管理
・商品陳列
・取り扱い商品の知識
・接客技術
・多少のPCスキル
ざっとこんな感じです。
マネージャークラスになれば、売上管理、アルバイトのシフト管理、マネジメントなども身につきますが、それぐらいです。
他業種で最も必要な法人とのやり取りが少ないので、転職には不利と言われています。
またPCスキルも店頭POP作成、発注などでエクセルを少し使うぐらいなので、有利とはいえません。
接客の技術を磨き、売上を上げたとしても正直、他業種では役に立ちません。

私自身はアパレルも取り扱っていましたが、大げさな話、いくら服をきれいに畳めても他業種では全く意味がありません。
メリットは自宅の洗濯物をきれいに畳めることぐらいですね(笑)
特殊なスキルが多いのが《小売業》の特徴です。
ですので、一歩違う業種に踏み出すと、全く役に立たないスキルが多いということです。
③ 収入が少ない
《小売業》は何と言っても収入が少ないのが特徴です。
あなたもお分かりだと思いますが、念のため私の収入をまとめておきますね(^-^;
入社1年目・・手取り16万円
入社3年目・・手取り18万円
入社5年目・・手取り19万円
入社8年目・・手取り20万円
入社10年目・・手取り23万円(マネージャー)
いかがでしょうか?
あなたも同じくらいではないでしょうか?
ちなみにいくらがんばって店長になったところで、手取り25万円でした。
そのことが分かってすぐに転職を決意しました。
■ なぜ小売業は収入が低いのか?
それではなぜ、《小売業》は収入が低いのでしょう?
それは粗利率が低いのが要因といえます。
マネージャー、店長クラスになれば、この粗利率を気にするようになります。
いかに安く仕入れ、定価で販売するかが勝負になります。
しかし、今の時代はどうでしょう?
ECサイトも台頭し、周辺の店舗の安売りをし、来客を促していませんか?
そうなれば、10~20%OFFの販売が当たり前になってしまい、粗利率も低くなってしまいます。
地域によっては粗利率が20%台の店舗もありました。
※小売業は30%台であればいいと言われています。
そのうえ、《小売業》はアルバイトなどの人件費、チラシなどの広告費など雑費が重なります。
そうなれば、自然と給与も低くなるのが、当然です。
ですので、小売業で働いて年収を500万、600万とするのは不可能にちかい話になります。
④ 連休が取れず人生を楽しめない
最後に《小売業》で働いていて損なことは人生を楽しめないということです。
小売業は基本的に世間が休みのときが売上を伸ばすチャンスになりますよね?
ゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィーク、年末年始・・
長期休暇を取って旅行に行きたい、家でのんびりしたい、自分の趣味に没頭したいと思ったことはありませんか?
「1週間ぐらい休みがほしいなぁ~」「海外旅行いきたいなぁ」・・
私はそんなことを毎回思っていました。
連休を取れたとしても最大4連休が限度でしたね(笑)

これから定年まで、35年、年間休日100日以下。
しかも1日のほとんどは仕事に費やす日々・・・
そんなことを考えると、自然と転職の方向に向かっていましたね。
まとめ:小売業で働くことで損をしていますよ
いかがでしたでしょうか?
今回は、《小売業》で働いていると損な話を紹介してきました。
もちろん、《小売業》は売上を上げるために必死になりやりがいはあります。
その『やりがい』を『生きがい』にしているひとは天職と言えるでしょう。
ですが、あなたはどうでしょうか?
このまま仕事に追われ、休みのない低所得な《小売業》を続ける自信はありますか?
私はありませんでした。
逃げたとは思っていません。
むしろ、休日も増え、子供たち、家族との時間をもてるようになりました。
今では子供たちの学校を見送り、18時の定時上がり、夕食も一緒に食べています。
《小売業》で苦しんで働いていた昔の自分に伝えたい・・
今一度、これからの人生を考えてみて・・と
それでは今回はこれで失礼します。
転職を少しでもお考えの方はコチラを参考にしてみてください↓↓
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