
今後、引っ越ししようと考えています。
でも引っ越しって失敗することが多いと聞きます。
失敗しない方法があれば教えてください!

こういった悩みにお答えします。
こんにちは。いまりゆです。
私自身6回の引っ越し経験、また以前、賃貸不動産営業マンとして働いていました。
今回も営業マンとして働いていた経験をもとに引っ越しに失敗しないためにチェックする注意点を紹介していきます!
✅ 本記事を読むオススメな人 ・初めての引っ越しでどうすればいいか悩んでいる人 ・引っ越しで失敗したくない人 ・引っ越しの仕方が全く分からない人 |
今回は、引っ越しで失敗しないためにチェックすべきことをまとめました。
これから引っ越しを考えているひとは必読です。
引っ越しの流れ、注意することをこの記事で把握できますので、参考にしてみてください!
1. 引っ越しの失敗を防ぐその①:立地を最適にする
引っ越しをするうえで重要なポイントとしてあげられるひとつは《立地条件》です。
それぞれ希望の《立地条件》があると思います。
通勤・通学の平均所要時間はおよそ1時間ほどです。
学校や職場に遠すぎるとやはりめんどくさいし、学生は特に定期代も発生します。
また通学・通勤時間ほど無駄な時間はないですよね(^-^;
という私も職場までは1時間ちょっとかかります・・
この時間は無駄にしないために読書にあてています。
ですが、やはり可能な限り近いほうがやはりいいですよね。
1-1. 駅チカ物件
通学・通勤に電車を使うのであればまず一番先にくるの駅チカ物件です。
駅に近いほうが朝10分長く寝られる・・
疲れた帰りも少し歩けば家に着く。
もちろん需要が高いのは駅チカになります。
しかし、駅に近くなるにつれて家賃はもちろん上がっていきます。
例えば、全く同じ1K6帖の部屋だとすると・・
・駅から徒歩5分物件・・5万円
・駅から徒歩20分物件・・・4.5万円
といったふうに変わります。
毎月5,000円多く払ってでも楽な駅チカにするか、5,000円安く抑えたいから少し歩くのをがんばる・・
ちなみに毎月5,000円節約すれば・・年間6万円の節約になるので、結構でかいですよね(笑)
どっちを選ぶかはあなたの考え次第ですね・・(笑)
〇 駅チカのメリット
・通勤・通学が楽になる
・コンビニ・飲食店が近くにある可能性が高い
〇 駅チカのデメリット
・家賃が高くなる
・周辺の騒音が気になる可能性がある
ここで、ポイント!! 実際に物件の内見した際は、駅まで歩いてみてください。 めんどくさいと思われますが、ネットにでている徒歩10分は実際歩いてみると13~15分ほどかかると思います。 なぜかというと直線距離をもとに表記しているからです。 また実際は信号があったり、急な坂道になっている場合もあります。 実際に歩いてみないと分からないこともあります。 内見した際はぜひ担当の営業マンに言ってみてください。 |
※ネット表記は徒歩1分 = 80m計算となっています。
例えば徒歩10分と記載があれば・・10×80=800mとなります(直線距離)
1-2. 周辺環境
周辺環境は非常に大事なポイントです!!
いくらめちゃめちゃいい物件でも、コンビニ・スーパー・ドラッグストアなどが徒歩20分以上あるとかだとものすごく不便に感じます。
買いだめしておけばいいやと最初は思うかと思いますが、実際住んでから必ず後悔します。
ふとトイレットペーパーがなくなったり、リモコンの電池、照明が切れたりなど・・様々トラブルはあります。
ですので、周辺環境は必ずチェックするようにしてください。
✅ 周辺環境チェック
・コンビニ
・スーパー
・ドラックストア
・飲食店
・病院
などチェックしておくといいです。
とりあえずコンビニまでの距離のチェックは絶対です。
私個人的にはスーパーです。
一人暮らしはなにかとお金がないので、スーパーだとかなり節約することができました。
コンビニ弁当、飲料水などはスーパーの方が格段に節約できます。
コンビニ弁当・・498円
スーパーの弁当・・298円
200円の差は正直でかかったですね(^-^;
トイレットペーパー、ティッシュ、整髪剤などはるかにコンビニよりスーパーの方が安かったです。
また当時歩いて5分ほどのところに量が多く、おいしい定食屋さんがありました。
これはチェックしたのではなく、たまたまだったのですが、週3~4ぐらい通っていました。
こういった情報は内見をする際に予めチェックしておくといいですね(笑)
2. 引っ越しの失敗を防ぐその②:優先順位を決める
優先事項の確認とは簡単に言うと、自分が何を一番優先したいかです。
例えば
・家賃
・立地
・最上階
・騒音
・バス・トイレ別
・築浅
・マンションタイプ
・日当たり
・セキュリティ
・・など
上記などの、優先したいことに順位をつけることが重要です。
完璧な物件は絶対ありません。
完璧な物件を探すのであれば、マイホームを建てるしかありません。
必ずどこかは妥協しなくてはいけないポイントが出てきます。
ですので、絶対に譲れないポイント、妥協できるポイントを明確にしておく必要があります。
そうしなければおそらく物件は決まりません。
ですので、物件を見に行く前に優先順位をつけておいてください。
優先順位 | 事項 | チェック欄(内見時) |
1 | 家賃5万円以内 | 〇 管理費込みで4.8万円 |
2 | 最寄駅から徒歩10分以内 | △ 徒歩13分 |
3 | バス・トイレ別 | 〇 |
4 | 独立洗面台 | × |
5 | 駐輪場 | 〇 |
6 | 最上階・角部屋 | △ 中階だが角部屋 |
7 | 南向き | △ 南東向き |
上記のように表にしておくと分かりやすいです。
いろいろ物件をみているとどれがどの部屋だったか必ず忘れてしまいます。
ですので、上記のような簡単なチェック表と、また物件の写真を撮ることもオススメします。
〇 写真を撮るポイント ・外観写真・・外から物件写真 ・エントランス ・玄関から室内の写真 ・水回り・・キッチン、洗面台、お風呂、トイレなど ・ベランダからの景観 ・収納スペース ぐらいですかね・・(笑) 心配の方はコンセントの位置、照明の数なども撮っておくといいですね。 |
3. 引っ越しの失敗を防ぐその③:日当たりチェック
日当たりに関しても意外と重要視しているひとは多いですね。
私が営業マン時代は、最初の希望条件を聞くときに必ずと言っていいほど《南向き》と答えられるほど多かったです。
私、個人の意見としては昼間に家にいることが少ないので正直そこまでは気にしないのですが・・
ですが、同じ部屋でも南向きのの部屋と北向きの部屋では家賃も違いますし、南向きの部屋が必ずなくなります。
3-1. 南向きのメリット
■ 部屋全体が明るい
まずはもちろん部屋全体が明るいということです。
南向きでも、目の前に建物があれば、日差しが入らないので暗くなってしまいますが、日差しがあれば、昼間は電気をつけなくても大丈夫ですね。
■ 部屋全体の温度が上がる
夏に関しては温度が上がり部屋の中は暑くなってしますので、カーテンなどで調整が必要ですが、冬は温度が上がるので、エアコン代も抑えることができます。
私自身、一度北向きの部屋に住んでいたことがあるのですが、暗くて、昼間も極寒でした。
また当時エアコンを買うお金もなかったので、一日中毛布にくるまっていましたね(笑)
■ 洗濯物の乾きがはやい
いうまでもなく、日中、日が当たる時間が長いので、洗濯物の乾きははやいです。
また太陽に当てることで殺菌効果もあるので、日当たりがいいお部屋が需要が高いですね。
3-2. 南向き以外はどうなの・・?
東、西向きでも日差しは入ります。
※北向きはほぼ日差しは入らないです(笑)
順位付けをするのであれば・・
1位・・南向き
2位・・東向き
3位・・西向き
4位・・北向き
といった感じです。
東向きがなぜ西向きよりいいかというと太陽が昇ってきたときから明るくなるというメリットがあります。
また西向きよりは日が当たる時間が長いので部屋自体も明るく感じます。
朝早く起きる方は東向きがいいですね!
※働く時間が遅い人、または夜行性のひとはあえて、早い時間帯に明るくない西向き、北向きを選ぶ場合もあります。
必ずしも南向きが絶対いいというわけではありません。
夜勤の仕事がある方や、夜のアルバイトなどは朝帰ってきて寝るという感じですので、逆に西向きの方がメリットはあります。
日当たりに関しては、それぞれの生活にあった選び方をすることをオススメします。
4. 引っ越しの失敗を防ぐその④:騒音問題
一軒家と違い、賃貸の場合はアパート、マンションなど集合住宅という形態が多くなります。
特に実家が一軒家の方はアパートって隣の人の音ってこんなに聞こえるんだとビックリすると思います。
私もそうでした。
ただ正直なところ隣に誰が住んでいるかなどはもちろん個人情報にあたるので、不動産屋さんも詳しくは教えてくれません。
また管理会社自体が教えてくれず、不動産屋さんも知らない場合もあります。
もし気に入ったお部屋があった場合は最低でも2回内見をオススメします。
昼間と夜、もしくは平日と休日。
上からの音も少し歩いただけで、音がする場合もあります。
その点、上からの音が気になる方は最上階をやはり選択した方がいいですね(笑)
この騒音の面からして最上階、角部屋というのが一番人気のお部屋になります。
空いていたらめちゃめちゃラッキーという感じですね(^O^)/
あとは外からの音も気にしてみてください。
目の前が道路の場合は交通量が昼と夜では違います。
トラックが多くなったりなどよくありますので、注意してください。
騒音を防ぐには、防音性が高い構造を選ぶのもがもっとも効率的です。
4-1. 鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート(RC造・SRC造)
何本のも鉄の棒で骨組みがあり、そこにコンクリートを流し込んだ構造となります。
防音構造としては一番と言えますね。
また強度としても高いです。
SRC造は鉄骨の柱の周りに鉄筋を組みんで、コンクリートを打ち込んだ構造となり、大型マンション、ビルなどでよく使われる構造です。
耐久性にも優れているのが特徴です。
もちろんその分家賃は上がりますが・・(^-^;
またメリットとして、コンクリートは高い耐火性を備えています。また耐久性もあるので、耐震効果も期待できます。
住むうえでの安心感を得られることができます。
4-2. 鉄骨造(S造)
鉄骨造とは柱などの骨組みに鉄骨を使用した構造を言います。
ここで注意してほしいのが鉄骨造には2種類存在します。
『重量鉄骨造』と『軽量鉄骨造』に分けられます。
このふたつの違いは素材の厚さで変わります。
防音性を高めるのであれば『重量鉄骨造』になります。
よく賃貸で見られるのは『軽量鉄骨』になります。
こちらは厚さが6mm未満となり、防音性は正直期待できません。
ですので、鉄骨という言葉に安心しないよう気をつけてください。
4-3. 木造(W造)
一番防音性が低いのは木造になります。
壁が厚さにもよりますが、隣のひとの話すこえ、テレビの音も聞こえることもあると思います。
ですが、家賃を抑えることができるのが、木造のアパートです。
もし防音性を家賃より重要とするのであれば、RC造、SRC造をオススメします。
5. 引っ越しの失敗を防ぐその⑤:セキュリティ面
セキュリティに関してですが、特に女性は気をつけて頂きたいポイントになりますね。
正直、私はセキュリティに関しては全く気にしていませんでした。
玄関に鍵をついているだけでしたので・・(笑)
ですが、セキュリティが高くて嫌なひとはいないと思います。
5-1. 上階がオススメ
よく言われているのが女性は特に下の階よりも上の階の方がいいということです。
理由としては洗濯物を外に干しづらい点があります。
下着泥棒や、また女性が住んでいると分かってしまい、不審者が侵入しやすいのも1階です。
気になるようでしたら1階は避けるようにした方がいいかと思います。
ですが、やはり上階になるにつれて家賃は上がっていきます(汗)
5-2. オートロック完備物件
近年では、オートロック完備の賃貸物件が増えてきています。
エントランスにオートロックキーがあり、基本的には住居人しか入れない仕組みとなっています。
大手の《大和ハウス》物件はこのオートロック完備が多いですね。
オートロックには暗証番号のものや、キーセンサーなどがあります。
賃貸物件を探す際にオートロックで検索してもいいかと思います。
5-3. セキュリティ会社加入済み物件
今では、このセキュリティ会社に加入済みの賃貸物件も増えてきています。
有名なところだと《セコム》《ALSOK》ですね。
管理会社で言えば、《大和ハウス》《レオパレス21》ですかね。
《レオパレス21》の築浅物件、新築物件はセキュリティがしっかりしてるのが多いです。
このセキュリティ会社に加入していると、例えば留守設定をした際に、玄関が開けられた、外部から窓を割られたなど場合に駆けつけてくれます。
初めての一人暮らし、安心感がほしい方にはオススメです。
また外部に防犯カメラがつけられていることが多いので不審者も近寄りにくくなっています。
6. 引っ越しの失敗を防ぐその6:不動産屋さんの選び
初めての引っ越しの際にまず最初に心配するところは、どこの不動産屋さんがいいかということですね。
私自身も某賃貸不動産会社で働いていましたが、基本的には仲介(紹介)できる物件はほぼ同じです。
いまは物件を管理しているオーナーさん、管理会社はインターネットに情報を提供します。
それを仲介不動産会社はどこでも見れますので、基本的には仲介(紹介)できてしまうのです。
※まれに『専売』という物件があります。
この『専売』というのは、管理している会社のみ契約できるという物件です。
新築や築浅物件が多いです。
詳しくはコチラの記事にまとめてありますので参考にしてください。
7. 引っ越しの失敗を防ぐその⑦:内見時のチェック
今度は内見の際にチェックすべきポイントになります。
内見の時はただ部屋の雰囲気、広さだけ見るだけではダメです。
失敗しないようチェックすべきポイントはまだまだあります。
7-1. 採寸はしっかりすべき
部屋を内見する際は採寸をするようにしてください。
ここでは引っ越したあとを想像することが大事になってきます。
家具・家電の配置をしっかりイメージし、想像することです。
まず、今住んでいる部屋の家具をそのまま持ってこようと考えている人は、まず玄関を開けた時の幅、高さを測るようにしてください。
ベット、デーブル、ソファ、冷蔵庫などが入らないという失敗はよくあることです。
ですので、まず玄関を測ることオススメします。
※狭い階段を上がる場合の物件は階段の幅、高さも採寸しておいたほうが間違いありません。
あとは部屋の中も採寸しておくとよいでしょう。
上記画像は私自身、当時引っ越しをした際に使用したメモになります。
もともとある家具を持ち込む予定だったので、予め、家にある家具の採寸をし、実際に内見したときの参考にしていました。
内見した際はものが何もない状態なので、広く感じますが、実際家具などを置くと思った以上に狭いと思うはずです。
採寸しておき、イメージすることが重要になってきます。
あとは窓枠もカーテンをつける際に必ず採寸するので、測っておくといいと思います。
7-2. コンセントの数・位置をチェック
意外と見落としてしまうのがコンセントの数です。
1か所かもしくは2か所だと全く違います。
またコンセントの位置によって家具・家電の配置も変わってきますので、チェックすることをおすすめします。
部屋のみならず、キッチンスペースのある部屋でも電子レンジ、炊飯器などでコンセントを使用するのでチェックしておくほうがいいでしょう。
8. 引っ越しの失敗を防ぐその⑧:管理状況の確認
部屋を内見するときは部屋の中だけではなく、周りもチェックすることをおすすめします。
その状況によってこの物件はしっかり管理されているかどうかがチェックできます。
8-1. エントランス、階段部分
しっかり管理されているところはもちろん経年劣化はありますが、掃除した形跡が見られたり、集合ポストがチラシだらけになっていないなど目に見えて分かります。
管理が行き届いてない物件は自転車が放置されていたり、階段、廊下などが落ち葉で埋まっていたりなど、すぐにわかります。
そういった物件はやはり管理がしっかりできていないので、入居後なにかトラブルがあった時にしっかり対応してくれるかどうか不安を感じますよね。
またオーナーさんや管理会社が近隣にあれば安心感は高くなります。
まれに管理会社が他県などといったこともあります。
このような場合は、担当者が、1~2か月に1回見に来て確認する程度なので、しっかり管理できているかどうかは少し不安が残りますよね。
ですので、オーナーさんまたは管理会社が近隣にいるかどうかを確認しておきのもいいと思います。
8-2. ゴミ置き場がきれいに分別、清潔に保たれているか
ゴミ置き場も確認した方がいい場所です。
しっかり、分別されて出されているのかは重要です。
しっかり分別して出されているのであれば、住民はルールを守る人が多いのかと想像することができます。
逆に分別されてなく、収集日ではないのに生ごみ、ペットボトルが出ていれば、ルールを守らない住民が必ずいるということです。
入居後のトラブルが起こる可能性も考えられます。
9. まとめ:引っ越しを失敗しないためにはチェックは必須です
今回は、引っ越しで失敗をしないための方法を紹介してきました。
失敗しないためには非常に重要なポイントになりますので最後にもう一度まとめておきますね。
1. 立地の最適化
2. 優先順位の確認
3. 日当たり
4. 騒音
5. セキュリティ
6. 不動産屋選び
7. 内見時のチェック
8. 管理状況の確認
引っ越しを考えている方は自分に合った条件の部屋、立地など焦らずしっかり考えてお部屋を決めてほしいと思います。
それでは今回はこれで・・・
よいお引っ越しを・・
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