
仕事を辞めようか悩んでいます。
今の仕事が本当につらくて・・
明日にも上司に言いにいきたいです。

ちょっと待ってください!!
仕事を辞めるには損しない時期というものがあります!
せっかく我慢してきて働いてきたのにもったいないですよ!!
「もう我慢できない・・」
「今日もまた上司に詰められて・・すぐに辞めてやる!!」
と思っているあなた!
分かります、その気持ち。
しかし、焦ってはいけませんよ。
仕事を辞めるにしても【損をしない仕事を辞めるタイミング】というものがあります。
今回は、【損をしない仕事を辞めるタイミング】を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
本記事を参考にしてもらえれば、“損をしないで仕事を辞めること”ができます。
それは【収入面】もそうですし、【円満退職】にも繋がりますよ。
せっかくここまで我慢してきたので、最後は気持ちよく仕事を辞めてやりましょう!
損しない仕事を辞めるタイミング
① ボーナスをもらってから辞める
一番重要なポイントから紹介していきますね。
まずは、『ボーナス』を基準に仕事をやめるタイミングをはかるということです!
簡単に言うとボーナスをもらってから辞めるということ。
例)夏のボーナスをもらってから辞める場合
退職日を9月頃に設定します。
9月中に辞めるという場合は仕事を辞める交渉を8月上旬に設定。
その場合、転職活動を始めるのは遅くても5月から
ボーナス支給前に転職交渉に入ってしまうとボーナスカットということもあり得ます。
がんばって働いてきたことがパァになってしまいますので注意が必要ですよ。
転職活動は内定をもらえるまでおよそ2~3ヶ月かかりますので、4~5月頃に開始した方がよいでしょう。
ボーナス支給日を目安として逆算して転職活動を開始することが重要になります。
② 次の勤務先が決まったあと
『仕事を辞める』と上司に報告する際は転職先が決まってからおすすめ。
なぜかというと、転職活動にはお金がかかります。
転職活動でかかる費用
・面接にいく交通費
・家賃
・転職活動期間中の生活費
・スーツ代
※小売業などで普段スーツ職種の方
・勉強のための書籍など
仕事を辞めてからこれだけの費用を払えますか?
もし、仕事を辞めてから転職活動を始めると決めている方は、最低毎月の生活費の3ヶ月分ほどの貯金が必要です。
また、仕事を辞めてから転職活動を始める大きなデメリットがあります。
それは『焦って就職先を決めてしまうこと』です。
就職先が決まらないともちろんその期間は無収入となります。
その無収入期間が長引けばもちろん『焦り』が出てきます。
「そろそろ貯金がなくなる・・早く決めなきゃ」
この『焦り』により妥協してしてしまい、自分に合った企業を見つけられず、また転職・・・
こういった“負のサイクル”に突入してしまいます。
ですので、仕事を辞める前に次の勤務先を決めることが重要となります。

ちなみに・・
“退職金”と“失業給付金”だけでは生活できませんよ。
“退職金”はもちろん企業ごとに設定が違います。
企業によってはもらえないという場合もあります。
予め、調べておく必要があります。
転職活動がバレてしまう場合があるので、直接聞くのではなく、就労規則などで調べることをおすすめします。
“失業給費金”は自己都合退職の場合、支給まで4か月かかることを知っていますか?
その4か月間は無収入となってしまいます。
また期待の“失業給付金”もそこまで多くはもらえません。
勤務1年未満での退職は支給なし。
また勤続年数が9年と10年ではもらえる日数が変わります。
私が参考にした記事を貼っておきますので参考にしてください。
手続きの流れまでわかるのめちゃめちゃ参考になりました。

③ 閑散期に辞めるべき
次に紹介するのが仕事を辞めるタイミングは【閑散期に辞めるべき】ということです。
理由は“円満退職”ができるからです。
繁忙期に仕事を辞めるデメリット
・人手が足らないと上司から引き留めがある
・「こんな忙しいときに・・」と周囲から反感を買い円満退職が難しくなる
・上司が忙しいと取り合ってくれない
繁忙期に仕事を辞めるとなると様々な障害が出てくることが考えられます。
ですので、仕事を辞める際は閑散期にすることをおすすめします。
④ 会社の“年度末”または“年末”に辞める
仕事の引継ぎなどスムーズにいく時期を考えると会社の“年度末”または“年末”がおすすめです。
会社が新体制になるところで、退職の意向を示しておけば、会社側も体制を整えることができます。
あくまでも会社目線となってしまいますが、円満退職をすることを考えれば年度末はいいタイミングとなります。
とはいえ、自分自身のタイミングで仕事を辞めたいという考えを持つ方が多いと思います。
この“年度末”でのタイミングで仕事を辞めるということにはメリットもありますので安心してください。
年度末の転職のメリット
・各企業の求人が多く、選べる範囲が広がる
・同時期の入社が多く、切磋琢磨して仕事ができる
・後の有休取得や昇給の時期がわかりやすい
どこの会社もそうですが、新体制をしくために人材が必要です。
人材が必要な場合は求人に出すしかありません。

私も現在、人事にも携わっていますが、新年度に向けた人材強化は必須です。
11月~2月にかけて多くの求人サイトに募集をかけるようになりますね
また、私の経験から言うと、有休取得の時期などが分かりやすいというのは大きいですね。
最初の転職は中途半端な10月だったので、いつか有休取得ができるのかが分かりませんでした。
会社によって年度に合わせるところもありますので、注意が必要です。
有休取得の時期が遅れてしまっては損でしかありませんからね。
仕事を辞める流れ
それでは、仕事を辞める基本的な流れを解説していきます。
まずは辞める時期を決定してから逆算してスケジューリングをすることがポイントです。
※今回紹介する流れは上記でも述べたように内定後で推奨します
① 上司に退職の意思を伝える※退職願
最初に行うことは“直属”の上司に転職の意向を伝えることから始めます。
※転職願を提出します
“直属”というところに注意が必要です。
“直属”でない上司に伝えてしまうとあとあと面倒になるので注意してください。
✅ 注意点
・就労規則の確認をしていつまでに退職の意向を伝えなくてはいけない確認する
法律で『2週間前』となっていますが、会社によって1か月・2か月前と様々です。
ここは会社の規則に従わなくてはいけませんので、注意してください。
② 退職日の設定※退職届
退職願が通れば次は“退職届”を正式に提出します。
最初の転職の意向を伝えた際に相談をし、退職日を決定させます。
そして正式に退職届を提出します。
退職届の提出先は基本的には直属の上司ですが、会社によって違いますので、確認が必要です。
③ 自分の仕事の引き継ぎ
正式に転職日が決定すれば、あとは自分の仕事をしっかり引き継ぐことです。
しっかり引き継ぎができていないと退職後も連絡がきてしまうこともありますので、全て引き継ぐことが重要です。
また併せて身の回りの整理整頓、関係各所にあいさつなど、いままでお世話になった方への感謝の気持ちを伝えることも重要です。
④ 退職日の当日
当日は、菓子折りか何かを持参し、最後に軽いあいさつをすれば気持ちよく仕事を辞めることができます。
状況がどうあれ、一応いままでお世話になった会社ですので、社会人として常識な行動を心掛けたほうがいいですね。
仕事を辞めるときは円満退職を目指す
仕事を辞める際には可能な限り“円満退職”を目指すことをおすすめします。
なぜなら、転職後もお付き合いをできる可能性があるからです。
私の場合、転職後、スポンサーを募集するという仕事があり、なかなか探し出せないでいました。
そこで、前職の上司に相談したところ、事業に賛同してくれ、会社としてスポンサーとなってもらったという経験があります。
いままで働いてきた会社での経験はあなたにとってはプラスのはずです。
それを台無しにしては本当にもったいない。
仕事を辞めることになっても、良好な関係で居続けることはメリットしかありませんので・・
円満退職について詳しく紹介した記事がありますので、コチラを参考にしてみてください。

辞めづらいときは『退職代行』もひとつの手段
上記では、円満退職の重要性を紹介しました。
とはいえ、そんな悠長なことを言ってられない方も多いはず・・
上司のパワハラ、過酷な労働時間、精神的にも厳しいという方もいます。
仕事を辞めたいと言いづらい場合は“退職代行”を使うのもありですよ。
昔では考えられないサービスですが、いまはこういった代わりに退職の手続きをしてくれるサービスもあります。
我慢して苦痛を味わうよりこういった楽に仕事を辞めることのできる“退職代行”のサービスを利用した方があなたのためです。
・相手に気を遣って言いづらい
・上司から執拗な引き留めにあっている
・パワハラを受けている
こういった方は迷わず利用をおすすめします。
辞められないで我慢するより利用してスッパリ辞めてしまった方がストレスからも解放されます。
まずは、退職代行に相談してみてください。
※有名どころ2つ貼っておきますね。
まとめ:どうせ辞めるなら損をしないで辞めましょう
いかがでしたでしょうか?
今回は、【損をしない仕事を辞めるタイミング】を中心に紹介してきました。
どうせ仕事を辞めるなら損をしないで辞めたいですよね。
仕事を辞める時期をしっかり計画して、もらえるボーナスなどはしっかりもらってから辞めるようにしましょう。
それでは今回はこれで失礼致します。
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